2年おとうふ作り体験~地域のボランティアさんに教わりました
2年生は、畑で大豆を育てながら、大豆の生長の様子や大豆を使った食品について調べたり、実際にきな粉を作って味見をしたりして学習を展開してきました。
今回は、地域のボランティアの皆さんに教わりながら、おとうふ作りを体験しました。
およそ1000年前から作られ、中国から伝わったというおとうふ作りの歴史や作り出した人間の知恵についてのお話を聞いた後、グループに分かれておとうふ作りを体験しました。
一晩水に浸した大豆をミキサーにかけてできた「なまご」を、火にかけて焦げつかないように丁寧にまぜました。
煮た後の「ごじる」を布袋に入れて、力を込めてしっかりと絞り、「豆乳」と「おから」に分けました。
「豆乳」に「にがり」を入れて少し待つと、少しずつ固まってきました。固まってきたものを慎重に木枠に入れて重しをしました。
木枠から出てきたおとうふを見た子どもたちからは、「うわ~」と歓声が上がりました。
「おとうふ作りって、こんなに大変なんだね。」
このようにボランティアさんにお話していた子もいました。
身近にあるおとうふが、様々な工夫や努力によってつくられていることや、おとうふづくりの喜びを感じる貴重な学びの機会となりました。
試食でおとうふに添えたのは、これも山形産の大豆やお米で作ったおみそです。作っていただいたおからサラダに入っていたりんごも玉ねぎも山形産。地元食材のおいしさやありがたさも感じながら、ふわふわで大豆の甘味たっぷりのおとうふを味わうことができました。
ボランティアの皆様には、二日間、大変にお世話になりました。ありがとうございました。




