三学期終業式~一年のまとめ、そして、進級進学に向けて
三学期は感染症の流行等が心配されましたが、学級閉鎖もなく無事に終業式を迎えることができました。
待つときも、お話を聞くときも、歌を歌うときも、一学期や二学期と比べて、皆が成長していることを感じさせる式でした。



6年生の教室では小学校生活最後の通知表受け取り、3年生の教室では卒業式の練習が行われていました。


学校長からは、次の話がありました。
「前庭にあった雪もあっという間に消え去り、地面の下ではフキノトウが、あわてて黄緑の葉っぱを着ていることでしょう。今日で三学期が、令和六年度が終わります。
皆さんには、「『ほんとう』をみつけよう」を、三学期の願いとしてお話ししました。校長先生が2年生と見つけたほんとうを紹介します。
2年生はプロジェクトYで大豆の変身をテーマに学習を拡げました。最後は、名人に教わって豆腐作りに挑戦でしたね。一緒にお話を聞いているとき、びっくりしました。豆腐のもととなる豆乳、お店でも牛乳の近くに置いてあるし、見た目もそっくりだから、大豆から作った生の豆乳も、飲めるのだと思っていました。でも、ほんとうは違ったのです。名人によると、生の豆乳は人間にはおなかを壊してしまう成分が入っているので、飲めないのだそうです。校長先生、密かに飲もうとしていたので、危なかったです。やっぱり、ほんとうは、触れてみないとわからないし、学ばないとわからないものだなあ、と、つくづく思いました。体験すること、学ぶことは、何歳になっても大事なことですね。皆さん、これからも体験と学びを、どんどん積み重ねていってくださいね。
さて、この後、担任の先生から通知表をもらいます。最後に、赤い四角い印鑑がついてあるはずです。それが卒業と進級の証です。それは、先生が皆さんの成長を認めて、これなら次の学校・学年に進めるよ、と言っているわけです。だから、四月になったら、自分には学んで成長できる力があると自信を持って、なりたい自分になるための新しい一歩を踏み出してください。先生たちは応援していますよ。
一年間、みんなよくがんばりました。
終わります。」